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◎腸腰筋のはなし①

腸腰筋は、下半身の動きとコアの安定性に重要な役割を果たす筋肉群です。主に腸骨筋(iliacus muscle)と大腰筋(psoas major muscle)から構成され、脊椎の下部から骨盤を通って、大腿骨の小転子に付着しています。この筋肉は、歩行、走行、ジャンプ、そして腰の安定化など、多くの運動で活躍します。そのため、腸腰筋のトレーニングは、パフォーマンスの向上、姿勢の改善、腰痛の予防に役立ちます。


◆腸腰筋のトレーニング方法


以下は、腸腰筋を効果的に鍛えるトレーニング方法の例です。

1. レッグリフト(Leg Lifts)

  • 実施方法:仰向けになり、膝を伸ばした状態で両足を床から数インチ持ち上げます。この位置を数秒間キープした後、ゆっくりと足を下ろします。動作はゆっくりと行い、腸腰筋に焦点を当てましょう。

2. ハイニーリフト(High Knee Lifts)

  • 実施方法:立った状態で、交互に膝を高く持ち上げる動作を行います。片方の膝を胸の方向に引き上げ、その後ゆっくりと元の位置に戻します。この動作を交互に繰り返します。

3. ランジ(Lunges)

  • 実施方法:一歩前に大きく踏み出し、前の膝が足首の上にくるようにして、後ろ脚の膝を床に近づける形で下ろします。この動作で前の脚の腸腰筋を鍛えることができます。

4. 山登り運動(Mountain Climbers)

  • 実施方法:プッシュアップの開始位置から始め、交互に膝を胸に引き寄せます。この動きは、腸腰筋だけでなく、コア全体の強化にも効果的です。

5. ストレッチ

  • 腸腰筋の柔軟性を保つためには、定期的なストレッチが重要です。腸腰筋ストレッチの一例としては、前に膝を曲げて片足を前に出し、もう片方の膝を床につけたランジのポーズで、腰を前に押し出すようにして行います。これにより、腸腰筋が伸ばされます。

腸腰筋のトレーニングとストレッチは、バランスよく取り入れることで、筋肉の強化と柔軟性の向上の両方を実現できます。これにより、腰痛の予防や運動パフォーマンスの向上に役立ちます。






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