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◎老人性円背(えんぱい)のはなし

更新日:2023年8月31日

◆高齢者の一部の方で、何故背中が極端に曲がっている方がいるのか?という質問があり、調べた内容が下記です。そういえば、私の祖母も曲がっていたな、と懐かしんでいました。

興味がわいたので詳細を。


◆老人性円背の原因は?

1,骨粗鬆症による脊柱の変形

  骨の健康が低下する事で背骨が前方にカーブ(変形)する状態になる。

2,椎間板の損傷

  脊柱は首から下にかけて頸椎、胸椎、腰椎、仙骨という順で構成されており、ゆるやかなS字 

  カーブを描いた状態が正しい姿勢です。ところが、日常生活の中で歪んだ姿勢のまま長時間 

  過ごすようになると、椎骨の隙間にある椎間板が押しつぶされて損傷し、そのまま脊柱の変形

  につながります。近年、パソコンの前に座りっぱなしのデスクワークが増えていることもあり、

  円背に悩まされる人が増加する可能性があります。

3,脊椎圧迫骨折

  脊椎圧迫骨折は、上下方向からの力が加わって生じる背骨の骨折。

  正常な背骨では高所からの転落など大きな力が加わらなければ生じない骨折ですが、年齢と 

  ともに骨がもろくなり、尻もちをつくなどの軽微な衝撃でつぶれる場合があるそうです。

  また、知らない間に徐々に体の重みを支えきれずに椎体がつぶれてしまうことがあるそうで 

  す。閉経後の女性に多く、骨粗しょう症も大きな原因の一つと言われています。

4,体幹の筋力低下

  加齢による筋力(体幹)の低下が影響します。特に普段の姿勢を気を付ける事と、正しい姿勢

  を維持する(そのための筋力の維持)必要がある。


◆老人性円背による日常生活への影響は?

1,慢性的な背中の痛み

2,身長が縮む

3,歩行困難

4,転倒しやすくなり、骨折につながる

  姿勢が前のめりになる。

5,呼吸困難が生じる

  肺などの器官が圧迫された状態となるため、呼吸困難が生じやすくなる。息が苦しいと体中に

  十分な酸素が行き渡りません。酸欠状態になると、筋肉の働きを十分に発揮できなくなりま  

  す。また、前傾姿勢では食べ物やだ液が器官に入りやすくなるため、高齢者に多くみられる

  誤嚥性肺炎を引き起こす恐れもあります。


◆老人性円背の予防と改善方法は?

1,イスに座るときは深く腰掛ける。

  できる限り硬い座面で且つ背中がまっすぐになるように座る。

2,ソファに長時間座る事は避ける。

  座面、背面が柔らかく、座面に奥行きがあるタイプのイスは腰への負担が大きい。

3,背筋を鍛える。

  例えば、うつ伏せに寝た状態から両肘を着いたまま上体を反らせ、数十秒間その体勢を維持

  する。歩幅を広めにしてウォーキングする事もおすすめです。

4,必要な栄養素をしっかり摂取する事。

  例外なく、カルシウムとビタミンDはしっかり摂取したいです。また、外に出て散歩などしながら 

  日光に当たる事も重要です。この作用でビタミンDは体内で生成され活性化されます。

  また、メラトニンも生成され睡眠の質を高めたり、抗酸化作用があり肌細胞の老化を防ぎま

  す。また、ストレスに対して効能のあるセロトニン(神経伝達物質)も分泌され、メンタルヘルス

  不調などを予防する効果があります。  


改めて、骨の健康や姿勢を維持するには栄養と運動、そして環境が大きく影響します。

私も生きている間は健康すぎるくらい健康でいたいと考えています。不安を抱える方々にもどんどん伝播していきたいです。


#骨粗鬆症




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